《MUMEI》
衝動
「お風呂一緒に入ろ?」
屈託なく、悠也が言った。
ラブホテルの冷蔵庫から悠也は、缶ビールを取り出して凄いペースで飲み出すと、あっという間に500mgを3缶飲み干した。
みるみるうちに顔が赤くなっていった。4缶目のプルリングを開けようとした手をあたしは、制止した。
悠也のヤケ気味のその行動は、傍目で見て、痛々しかった。
「なーに?里沙。もう一缶だけだってば。一緒に飲みましょ。久々に会ったんだし」
「もう、やめなさいよ」
「いいじゃん。カタイ事言うなよ」
「何だか、自暴自棄みたいで、そんなの見過ごせないじゃない」
「・・・・・」
「人間、生きていれば辛い事のひとつやふたつあるわよ。出会いもあれば別れだって・・・」
「そういえば、里沙も離婚したんだっけ」
「まあね」
「お互い、捨てられた者同士、慰めあおうっか」
「だから・・・そんなヤケっぱちな悠也見たくないの」
「うるせェ!解ったような事言うなよ!」
悠也の眼が爛々と燃えたぎって、さっきの店で、睨みをきかした凄みのある顔になった。
―怖い。
一瞬怯んだあたしに悠也は、容赦なく襲いかかった。
スーツの上着を剥ぎ取ると、ブラウスをびりびりに引きちぎった。
「きゃ!辞めてっ」
「うるせー。いいからさっさと脱げよ」
驚愕したあたしは、ただ脅えてるしかなかった。
「早く、脱げって!
今更恥ずかしくなんかないだろ?」
「やめてっ。そんな事言わないで」
悠也は、不敵に嗤うとあたしの上にまたがりスカートを脱がし、下着も容赦なく剥ぎ取った。
そうして、悠然と着ている服をばさっと脱ぎ捨てた。
全裸になると、自分のイチモツをあたしの顔の前に出して、
「しゃぶれよ」
と命令した。
そうして、無理やりあたしの顔を自分の肉棒の前に引き寄せて促した。
すごい力だった。あたしは、抵抗する気が失せて、黙って従うより、術がなかった。
「ああ・・・うっ、・・ン」
もとの旦那にでさえ、よほど頼まれないとフェラチオしたりなんかしない。
肉幹が口に中で、根を張って凛々しくなっていく。
「いいよ・・里沙。もっと舌使って。もっといやらしく音立ててしゃぶって」
ぐぐっと喉の奥の方に悠也が肉幹を押しこんできた。
「うッ・・・ぐ、ぐ・・ッ」
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