《MUMEI》

先生には、

ドキドキさせられっ放し。

言葉に、

笑顔に、

仕草に‥

色んな事に、

ドキドキさせられる。

あたし‥

本気でどうにかなりそうなんだけど‥。

「じゃあ佐原、明日──、っと‥どこで待ち合わせするかな‥」

「待ち合わせ‥?」

「直接向かえに行きたいとこだけど──色々あるからなぁ」

「ぅ、うん‥」

まさか、

先生と付き合ってるなんて‥

まだ親にも言えないし‥。

「ぁ、公園にするか」

「公園‥?」

「ほら、いつも佐原が朝いるバス停の近くにさ、あるだろ?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫