《MUMEI》
修練6
バンプは狩月の側により声をかける。
「もう一回お手本見せるね。止まり方よく見ときなよ。」
「お願いします〜・・」
やや疲れた表情の狩月に笑顔を向けると瞬動を発動させる。
トッと軽い音と共に3メートルほど移動し停止するバンプ。
「だいたいこんな感じなんだけど・・難しいかな。僕も練習一杯したからね。」
苦笑しながら狩月の側へ戻って来る。
「えっと・・頭ではだいたい理解できたと思うんですけど・・逆方向に使うのが難しいみたいで・・」
やっぱり練習ですね。と笑顔を向ける。一休みそういった感じで座り込む二人。

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