《MUMEI》 「えっ‥と、チョコプリン、チョコプリン‥」 売店の一角で、 呪文みたいに呟きながら‥ 俺は那加の所望を捜していた。 ‥でも。 「ない‥?」 キャラメルプリンとか、 苺プリンならある。 けど、 チョコプリンが売ってない。 「──────‥、?」 ふと、 思い付いた。 近くのコンビニになら、 売ってるかも知れない‥。 俺は一旦、 病院から出て‥ コンビニに向かうべく路上に出た。 あんまり遅くなると、 那加が機嫌を悪くする。 だから、 急がなきゃならない。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |