《MUMEI》
一方通行なもの
「……先輩。」

保健室で安西と出くわした。


「おー、安西。膝怪我したの?痛そう……」

膝が血まみれだ。
手当されてる。


「いやー、サッカー久し振りで興奮しちゃって……」


「運動好きそうだもんね、俺体力ないから羨ましいなあ。」


「先輩顔色悪いですね。」

もう、気付かれた。


「体調悪くてね、次の時間まで休むつもりで……」

鏡に映る自分の顔を見ても明らかに具合が良くないと気付けた。


「ベッド空いてるから好きなとこ使いなさい。」

養護教諭の人に促され、布団に潜る。

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