《MUMEI》 「意外と‥?」 「肝座ってるんだなぁ──」 「へ‥?」 肝‥? 「いやあ、頼りになりそうだなぁ」 そう言って、 ポンポン、 とあたしの頭を軽く叩く先生。 「千代子ちゃん、いいお嫁さんになれそうだよねぇ」 「ょ‥詠子さん!?」 「ふふ、楽しみだねぇ──千代子ちゃんの花嫁姿」 「ぇ、ちょ‥何言っちゃってるんですか‥」 めちゃめちゃハズいんですけどあたし‥っ。 ていうか花嫁って‥。 まだまだ先の事だし‥ まずは親を説得しなきゃだし‥ 他にも色々あるだろうし‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |