《MUMEI》
修練、彩詩&式夜
やっぱり練習ですね。と笑顔を向ける。一休みそういった感じで座り込む二人。
一方その頃、彩詩と式夜は・・
狩月たちが瞬動の練習をしている横で試合を始めようとしていた。手に持っているのは木剣。
「それでは、参ります!」
瞬動を発動させ、即座に間合いを詰め、
「フッ!」
短い呼気と共に左から右上へ横薙ぎの一撃を放つ。
「雑になってるよ〜集中、集中。」
彩詩は、余裕の笑みを浮かべながら避けるとカウンター気味に突きを放つ。狙いは左肩。
振り抜いた勢いを使って強引に右後方へと飛ぶ式夜。
着地とすると微かに顔を苦痛に歪める式夜。突きは直撃はしなかったものの肩を掠っていた。
大きく深呼吸し、彩詩の方へと視線を戻す。
「申し訳ありませ・・・っ!!!」
すでに間合いを詰めていた彩詩が大上段からの斬り落とし。
ガッ!!
何とか木剣で防いだものの、大きく吹っ飛ばされる。
ザザザ・・・・と滑りながらも体勢を整え視線を前に戻すが、そこには彩詩は居ない。
「甘いよ!」
声は後方。すでに彩詩は斬撃を放つ体制は整えている。
「かはっ・・」
ガードも出来ずに右肩に斬撃を喰らい吹き飛ばされ床に叩きつけられる。
「ほら、油断しない!」
声が聞こえたほうを見上げるが・・そこには天井に着地する彩詩の姿が。
天井を蹴り一気に加速、そのまま式夜目掛けて突きを放つ。

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