《MUMEI》

今‥

数学のテストの真っ最中。

「‥‥‥‥‥‥‥」

だけどさっきから‥

問題よりも、

デートの行き先が気になってしょうがない。

ていうか‥

後20分しかないのに半分も解けてないし‥。

「〜〜〜〜〜〜‥」

どうしよ‥。

問題を睨んでみても、

どうにもならない。

浮かんで来るのは、

方程式じゃなくて先生の笑顔。

「ぁ"ー‥」

ってかあたし‥

今声出してた‥?

ヤバっ‥

三谷先生来るしッ‥。

「‥?」

通り過ぎてった‥。

何だ‥

聞こえてた訳じゃなかったみたい‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫