|
《MUMEI》 「よっし‥」 帰ったら勉強しなきゃな──‥。 やりたくないけど‥。 でもやらなきゃ確実に終わるし‥。 「──佐原ー！」 「！？」 何ですか今度は‥。 「お前、教室にシャーペン落としてたぞ？ ──ほら」 「ぇ、ぁ‥ありがと‥」 てか、 今、 手が‥。 「じゃ、気を付けてな」 「‥う、ん」 って‥ 何上がってんだろ‥。 ちょっと前に手繋いでたじゃん‥。 「佐原、大丈夫か？ 赤──」 「くないです気のせいですっ」 「佐原‥？」 「さ‥さいならっ」 てか何故に関西弁‥？ どうでもいいけど逃げなきゃヤバい‥。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |