《MUMEI》 下手をしたら、 一口も手を付けられないままの食事。 でも今は、 少しづつ、 減ってきている。 でも、 流石に全部は食べ切れないみたいで。 「もういらない」 だいぶ残してるけど、 それでも── 食べられただけで快挙だ。 「プリン買ってよ?」 「分かってる」 「忘れたら枕投げだからね?」 「ハイ、承知してマス‥」 枕攻撃だけは御免だ‥。 あれ、 マジギレ状態でぶつけられるとかなり痛いからな‥。 「ねぇ、このブドウジュースとかはどうするの?」 「ぇ」 ‥すっかり忘れてた。 正直、 全部独りで飲むのはキツい‥。 「っておい、那加‥?」 前へ |次へ |
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