《MUMEI》

「千秋。」


「はい?」


「行こうか。
日高と交代。」


「…はい!!」


千秋が交代の準備をする。


「早くない?」


「何が?」


「交代。
まだ5分だよ?」


「30分ゲームだからね。
どんどん仕掛けていかないと。」


「ふ〜ん…」


「千秋。」


「はい?」


「とりあえず日高を下げるけど、


日高に指示を出したら沖と日高を代えるから。」


「はい。」


「日高が入ったらサイドマンツーで守って。」


「はい!!」















「バシッ!!」


村木がシュートを止める。


「ナイスキー!!」


「絶好調だな。」


「ホントに。」


「日高!!」


ベンチの様子を見た日高が、


千秋と交代する為にベンチへ戻る。


「パン!!」


ハイタッチを交わし千秋と日高が交代する。


「日高。」


「はい。」


「すぐ行くよ。


沖と交代。


どんどんカット狙っていいよ。


プレッシャー与える感じで。」


「うっす!!」















「ナイッシュー!!」


椎名がステップシュートを決める。


ディフェンスに戻る赤高。


「沖!!」


「?」


ディフェンスに戻る途中の沖が、


日高に気付きベンチへ。


「パン!!」


「さぁここ守ってこ〜!!」


「はい!!」

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