《MUMEI》 沖の代わりに入った日高がポストに入り、 日高の代わりの千秋が左サイドだ。 ディフェンスに長けている千秋がサイドマンツーに付き、 右サイドへのパスを封じる。 2枚目の日高がカットを狙う。 一見、 相手からボールを奪う為のディフェンスに見えたが、 クロの狙いはそこではなかった。 … 「さて、 沖。 わかったね?」 「うっす!!」 「じゃあ行こうか。 関谷と。」 「任しといてください!!」 … 「ナイッシュー!!」 カットに失敗した日高の穴を付かれ、 得点を決められる。 3対2。 「関谷!!」 「ん?」 ここで関谷と沖が交代する。 … 「なんかどんどん人代えてるね〜。」 「交代っていつでもしていいの?」 「基本的にはね。」 「ふ〜ん。」 「1回交代した選手もまた出てい〜の?」 「うん。 野球とかと違って、 1回下がった選手もまた出ることできるから。」 「へ〜。」 … 試合が始まり10分が経った。 スコアは4対4とどちらも譲らない状況。 秀皇大附属、 並びに秀皇大学の選手たちはここまでスコアが並ぶとは思っていなかった。 試合時間は残り20分。 「OK?」 「OKです!!」 「うん。 じゃあユキヒロと交代しよう。」 「はい!!」 ベンチに下がっていた峰田とユキヒロが交代する。 … 「これで全員か…」 「? 何がですか?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |