《MUMEI》 姉さん優しい声。姉さんの声。 気が付くと、僕は綺麗な白い部屋にいた。 目の前に、姉さんが座っている。 「ねえ・・・さん?」 「デビィは、とってもおバカさんね。」 姉さんは綺麗に笑う。 天使みたいだと思って、はっとした。 そうだ。 姉さんは天使だった。 姉さんは、一年前に。 「私は、死んだのよ。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |