《MUMEI》
先生とレストラン
遊園地内のレストラン。

4人掛けのテーブルに、

又しても向かい合って
座るハメになった。

もう‥

顔上げらんないし‥。

「なぁ、お前は何にする‥っておい、どうした?」

「べ、別にどうも‥」

してないデスケド‥。
「決まったか? 何にするか」

「えっ、と‥、まだ‥」

「じゃあ、これ半分づつにするか?」

「ぇ」

これ‥?

ていうか半分づつ=d!?

「先生、ちょっと待‥」

「ん?」

「えっと‥だから‥」

「オムライス嫌いか?」

「き‥嫌いじゃないけど‥」

半分づつ‥

ってとこに引っ掛かってんだよね‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫