《MUMEI》

紅茶をゆっくりと
喉の奥へ奥へ
流し込んでいく。


お互いに
緊張しているからか、
沈黙状態…。

普段は
めちゃくちゃ
喋るのに…。

初めての
萌んちだもんよ。

やべーよ、
心臓が。


だから…

俺は言ったのさ…

鞄のチャック
開けながら…



「…やろっか?」



課題をだよ?

明日までの
課題をだよ?

なのに、
萌の反応は…。



「えっ!?
な、何を!?/////」



顔が
超真っ赤。


…はい?

何、その反応。


全く意味わからん、
大胆な反応。



「えと…学校の課題…」


「あ、ぁあッ!!課題ねっ//」




………え?


萌さん…


あなたは一体
何を考えたんですか?








.

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