《MUMEI》
謎の美女
「きっと〜
何年経〜っても〜
こうして〜
変わらぬおも〜いを〜♪」



透のオンチな
歌声を聴きながら
1人、携帯を
いじくる俺。

今日、萌は
残念なことに
お友達と
ショッピングへ
行っちまったのさ。

だから俺は
仕方なく
透とカラオケに。

まあ、帰っても
やることないから
いいんですけど。



「そこ!
カラオケでは
携帯禁止!」


「うっせーなあ…
わざわざ
マイクを使って
そういうこと
言うなっつーの」


「いいから、
携帯お〜けっ」


「…トイレ行く」



なんか
面倒くさい。

透のテンション
高すぎだろ。

カラオケ
好きすぎ。

大して
歌うまくないのに←



暴れている
透を無視して
俺は個室から
出た。








.

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