《MUMEI》 俺は、 召使として、 ずっと那加の側にいた。 那加は、 俺が家に行くのを楽しみにするようになっていった。 俺が、 ハムスターのひまわりを連れて行くと、 那加は嬉しそうにした。 『ひまちゃんはいいな──』 『?』 『夜も日向といられるもん』 『那加‥?』 『あたし、ひまちゃんが羨ましい』 『───────』 俺は、 ビックリして‥ でも、 嬉しかった。 俺の側にいたい、 そう那加が思ってくれてる事が分かったから。 『なぁ、今日泊まって行ってもいいか?』 前へ |次へ |
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