《MUMEI》

「お前、
他校でも
有名だからな〜」



カラオケボックスを出て、
さっきの出来事を
透に話すと、
かなり薄い反応。


…他校でも
有名って。

色んな意味で
怖いんだけど。



「でもさ、
それってさ、
かなりモテるって
ことだろ!?
羨ましいわ〜!!」


「そんな呑気なこと
言ってる場合か!!」



どうすんだよ!


あの雰囲気、
"仲良くしてね"って
ことだろ!?

萌に
誤解とかされたら
どうすんだよ!


そんなん俺は、
絶対に嫌なんだよ!!



「…頼むから
同じクラスだけは
やめてほしい…」


「まあまあ!!
落ち着け、優也!
8クラスも
あんだぞ?
八分の1の確率だぞ?
なったら、
相当、運わりぃから!」



うん、まあ、
平気だよな?







.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫