《MUMEI》

━━次の日…




「雪路 莉愛です!!

よろしく
お願いしまあす♪」







…………はぁぁぁぁぁ!?!?



「…ドンマイ、
優也…」



前の席の透が
苦笑いで
振り向いて
俺の肩を叩いた。



マジで?

昨日の今日で?

現実ッスか?

夢だと
言ってくれよ…。



「あの子、
めちゃくちゃ
可愛くね〜?」

「アイドルっぽ♪」

「足長いな〜」



口々に
言う男子たち…。

昨日がなかったら
俺もかるく
言えてたさ…。



「席は、
小池の隣な〜」






……ダブルパンチ……。










.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫