《MUMEI》

「那加、悪い‥道草してた訳じゃなくて‥」

「〜〜〜〜〜〜‥」

「スイマセンでした姫サマ‥」

「──いいよ、許してあげる」

「ぇ‥?」

「だから早くジュース」

「ハイっ‥」





‥助かった‥。





「後でアイス買って来て」

「ぇ」

「売店のじゃなくてアイス屋さんの」

「ハイ、畏まりマシタ‥姫サマ」





那加の言うアイスクリーム屋は、

デパート方面にある。





病院からは、

バスで行かなきゃならない。





戻って来るのが遅かったペナルティーみたいだな‥。





「忘れないでよ?」

「ハ‥ハイ、分かっておりマス」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫