《MUMEI》

「先生〜?」

爆睡してるし‥。

てか、

よくこの状況で寝られるよね‥。

「はぁ‥」

何か、

歴代の校長先生達の写真の視線が‥

微妙に怖い‥。

しかも、

何か静か過ぎて‥

逆に変な感じだし‥。

「‥!?」

何‥

今の音‥。

「せ‥先生‥」

「‥ん‥? もう朝か‥?」

「違うって‥」

「じゃあ‥どうしたんだ‥?」

「‥何かいるっぽいんだけど」

「オバケか?」

「ゎ‥分かんないけど‥っ」

「大丈夫だって、付いててやるから」

「大丈夫じゃなかったら‥?」

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