《MUMEI》 「いない、か‥」 花瓶や、 冷蔵庫の陰も見てみたけど‥。 やっぱり、 ひまわりは見つからない。 「おかしいな‥」 そう思った時。 「きゃあッ!?」 後ろから、 悲鳴が上がった。 ‥那加だ。 「どうした‥?」 振り向くと、 那加がパジャマのポケットに目をやったまま固まっている。 「那加?」 「こっ‥ここに何かいるのっ」 「?」 そのポケットに、 手を入れてみる。 ふわふわした、 何か。 「ひまわり‥?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |