《MUMEI》
不思議な痛み
『……』


『…耕作?…』


一番最初に見えた顔

青鬼の心配そうな顔


『良かった…耕作』

青鬼がオイラの手を
ギュッと握り締めた


…あ…れ?青鬼〜
何か変だ?


『青…鬼?右目は?
どうしたんだ?』


青鬼の右目に銀製の
眼帯が掛かっている



…あれ?そう言えば
オイラの右目…たし
か黒い矢が飛んで来
て…


そう思い出した途端
に激しい痛みが右目
を襲う…


『ウアッ…ツッ…痛い…右目が焼けるようだ!クウッ…』


『耕作?しっかりし
ろ!大丈夫だ〜右目
は治ってる。』

青鬼に抱き締められ
たら〜痛みが嘘のよ
うに引いた。


『??』

なんだろ?今の痛み?変だな…


青鬼はオイラの
頭を撫でながら…


『もう大丈夫だから』


と優しい笑顔を
見せた。

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