《MUMEI》 変なヤツ『えーと…』 僕は見ない振りをした。 《オイ!現実逃避するな!飯だ!飯を寄越せ…》 …なんか変な事になったぞ! 僕…モモンガに怒られてるし…(苦笑) 『何を食べますか?』 《肉を寄越せ!最高級のロワイ産のワインも付けてな…あとブルガリアのヨ…》 バシン… 『家にあるのは…これだけです…』 パンとポテトスープをモモンガの前に置いた。 《…貧しいな…》 ムカッ! 『嫌なら食べなくても…』 《待て!食べる…食べるぞ…》 モモンガは急いで食べようとして滑り落ち〜スープに頭から突っ込んだ! 『あっ!』 僕は慌ててモモンガをつまみ上げた。 《熱ーっ…バカモノ…熱いではないか…》 バカモノはアナタの方です…何なんだ?コイツは… 溜め息を付きながら〜スープまみれの身体を拭いた。 《済まぬな…》 プッ…突然シオらしくされてもな〜やっぱ可笑しなヤツ… 前へ |次へ |
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