《MUMEI》

あいつには
惚れてねえ。


何が目的か
気になるだけだ。



「お前さ…
いい加減意味不明。
結局何なんだよ?」


「透には
関係ないだろ!!」


「関係なくねえよ!」


「黙ってろ!!」



ぁあ、もう…

意味分からない…。


どうしていいか
分からない…。


何なんだよ、俺…。



「…今のお前…


かっこ悪いよ…」





何がいけないんだ?


萌のあの小さな態度で
イラついた
俺が悪いのか?

考え方がガキな
俺が悪いのか?





「頭冷やせ」





透までいなくなったら…





「ちゃんと
自分見つけるまで
近寄るな」





どうすれば





いいんだよ…。










.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫