《MUMEI》

12時半。

先生の家のリビング。

「初めまして、詩郎の母の文子です」

「ぁ、初めまして、えっと‥」

「千代子ちゃん、ね」

「ハイ‥」

ってか、

若‥っ。

めちゃめちゃ綺麗‥。

「どうした?」

「ぅゎッ‥」

何でいちいち覗き込んでくんの‥?

「ん?」

「ぁ‥あたし文子さん達手伝ってくるから」

「お、偉いなぁ」

「‥‥‥‥‥‥‥」

「千代子? おーい」

「あんまり‥言わなくていいから‥」

それから、

頭も撫でなくていいから‥。

マジでハズいから止めて‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫