《MUMEI》

「わぁ、可愛いじゃない。那加ちゃんが喜びそう」

「だといいですけどね──」

「大丈夫よ♪」

「───────」

「それじゃ、明日の夕方にまた来てくれる? それまでに作っておくから」

「はい。じゃあ──宜しくお願いします」





さて‥

那加の所に戻らないとな‥。





「日向くーん!」

「ん‥?」





佳代子さん‥。





「日向君、さっきこれが届いて──」

「?」





佳代子さんが差し出したのは、

綺麗にラッピングされた2つの箱。





「これって──」

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