《MUMEI》
掴めない光―。
僕は必死に君の手を掴もうとした―。

届かない・・届かない・・分かってる・・。

それでも
 消えうせそうなその光を守りたくて―。

ひたすらに手を伸ばした―。

もしも・・。

もしも君の手が掴める存在なら・・

もしも君の体を抱きしめることが出来る存在なら・・

ボクはキミの事幸せにすることができなたのかなぁ・・?

ねぇ・・僕らがもしも
 もっと早く出逢えたなら・・
 手を繋ぐことも、
 強く抱きしめることもできたのに―。
 キスすることだってできるたのに―。
 何で・・何で
   出来ないんだろう―。

 今でも忘れることのない・・
  キミという愛しくて切ない光―。

 君は僕のこと覚えているだろうか―。
 掴めない光―。

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