《MUMEI》

「ええ、那加ちゃんのご両親から」





那加の両親は、

病院に来られなくても、

必ず毎年プレゼントを送ってくる。





俺は、

自分が選んだプレゼントと一緒に、

これを那加に渡す事になっている。





「あの、俺のプレゼントとこれ、隠してもらっていいですか?」

「ええ。じゃあ明日まで預かっとくわね」

「ありがとうございます」





佳代子さんにお礼を言って、

那加の病室に戻った。





「日向遅い」

「悪い‥ちょっと用事があって──」

「用事って?」

「まだ秘密」

「〜〜〜‥何で秘密なのよ」

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