《MUMEI》 「スイマセン‥」 「ん」 「?」 「早くお姫様抱っこしてよ」 「ハ‥ハイっ、姫サマ‥」 前は、 あんなに拒んでいたのに。 今では、 自分から‥ してくれ≠ニせがんでくる。 「──よっ」 それにしても、 那加は軽い。 入院してからは、 特に軽くなった。 消化のいい物や、 水分系ばかり摂ってきたからだろう。 それが余計に、 守ってやりたい、 という気持ちを強くさせる。 「日向、命令=v 「──ハイ、姫サマ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |