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《MUMEI》 「そんじゃ、ここ、通らせてもらうぜ!」 「ま、待て! 何故 私を殺さない!?」 「俺達の目的はここの魔王を倒す事。あんたじゃないからさ!」 勇者達は僕にトドメをささずに、奥へと足を進めて行った。 「魔王陛下に殺(や)られてしまえ!」 惨めだ。 負け台詞だけが虚しく谺(こだま)し、そこにいる自分が無性に惨めに思えた。 前へ |次へ |
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