《MUMEI》

真樹が移動しはじめた…

タクシーに乗ったか?

移動スピードが早い

俺たちは、真樹を追った

恵比寿の公園に居るようだ…

あまり近づくとバレる恐れがある…

離れた場所から公園を見てると 一台の車が…

真っ白のクラウン

真樹が乗ったかどうか、見えなかったが、
クラウンの進行と
真樹のGPS情報が、ほぼ合致する

間違いない

そのまま、クラウンを尾行した
1キロぐらい離れて

クラウンは、代々木公園近くのマンションへ…
 
近くに車を停め、盗聴開始
男『…うか…美樹………ろが一緒に……か…』

感度が悪い

美樹「聞き取れないね」

雅治「黙ってろ!」

話し掛けるなバカ!肝心なときに… 

真樹『とに……佳祐に連絡……』

佳祐って言ったな…今…

男『…たのか?…』

真樹『…うん、犯されたんだよ…』

男『長谷……必死……』

『………』

ダメか…バッテリーが無いな…

真樹と居る男…佳祐の知ってる奴…

長谷川…必死…

佳祐と長谷川…上手くいってないのか……

美樹「ねぇ、話してもいい?」

雅治「なんだ?」

美樹「あのクラウン、大宮ナンバーでしょ」

雅治「見ればわかるだろ」
美樹「笹木の車かも」

雅治「!!知ってるのか?」

美樹「真樹の昔の彼氏だよ」

雅治「でかした美樹!」
「フルネームわかるか?」
美樹「わかるよ…私の彼でもあったんだから…」

パソコンのデータベースに問い合わせた

昔の資料だけど、確かに
兄の会社の総務に、途中から入社してる…

繋がって来たぞ!!


俺たちは、用賀に戻り、
明日に備えた

ご機嫌な俺は、美樹を丁寧に調教しながら、セックスした

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