《MUMEI》

翌日 兄、佳祐に電話をした

直接話がしたいと言うので
川崎の隠れ家で待ち合わせする事にした

佳祐に、話した事もないのに
佳祐はわかったと…

まぁ、知らないふりする方が、白々しいけどね…

佳祐の車が青山のマンションを出たのを見てから

佳祐のマンションに、俺たちは行った

スペアーキーは持ってるんだ…

ここを購入させたのは、俺だ…

舐めすぎだよ、佳祐…お前は…

部屋に1人居た、婚約者を有無を言わさす連れ出した
雅治「非礼は詫びます
お姉さんになる人に…
乱暴はしたくない…
黙って付いて来て下さい…これから起こる事を見て、それから、貴女の人生を決めて下さい…」

腕を掴み、エスティマに

兄を追う形で、首都高に乗った
 
 
隠れ家の近くに、借りてるガレージがある
そこに、エスティマを停めパソコンを起動させた

雅治「佳祐が映ります」

隠れ家の3階では、美樹が待っていて
美樹に演技させるつもりだ…
佳祐と、寄りを戻したいと…
その為に、雅治の近くに居たんだと…

愛ちゃんの事も秘密にするし…
だから、私を犯した長谷川の奴らに仕返しして…

長谷川と切れれば、雅治は、佳祐の味方になると言ってた…と…

美樹…上手くやれるかな…
画面には、ちょうど、佳祐と美樹が抱き合ってる所だった…

雅治「黙って見ててくださいね」
 
 
 
バカ佳祐…美樹を抱きながら、ほざいた

佳祐『美樹のアナルは最高だぁ』

『長谷川の奴らは切るさ、しくじったしな…』
『力をますためには結婚しなきゃならない…美樹、愛人になれよ…』

『妹の真樹も、良かったが、やっぱり美樹の、尻が…うっ……』

映像を見ながら
婚約者に

雅治「姉さん…佳祐兄貴…射精したようですよ…」

婚約者は口が開いたまま…固まってた


映像の中の2人は、また、始めてた…

雅治「まだ見ますか?」

婚約者「結構です…」
「家に帰りたいのですが…」

雅治「青山ですか?」

婚約者「いえ…自宅に帰ります」

雅治「駅前でタクシーを捕まえましょう」

エスティマをガレージから出し
駅前へ

雅治「結婚するも、しないも、貴女の自由です…」
「私は、兄、佳祐を破滅させるつもりです…」
「…貴女とも、貴女の家とも、完全に、敵になります……」 
 
婚約者「……考えてから、お返事します…」
「今は、気が動転してますから…」

雅治「今見たのは、氷山の一角です…」
「敵になるなら、貴女も潰します…」

駅前で、タクシーを捕まえた

雅治「都内まで行って」

運転手に5万渡した

運転手「多すぎますよ」

雅治「釣りはチップだ、VIPだから、そそうのないよう、安全運転で頼んだよ」
義理の姉になるかもしれない人が
タクシーの中から、俺に会釈した…

さて…どうなるか…


ガレージにエスティマを戻し、パソコンを起動した

まだやってる…こいつら…

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