《MUMEI》

翌朝、美樹と真樹を連れ
ファミレスで朝食を取り
その足で、
真樹の衣類と、俺たちの食料を買った…
 
隠れ家に戻ると、品川ナンバーの車が停まってた
 
美樹「誰だろう…」

雅治「車から降りるなよ」
俺が車から降りると、あちらも降りて来た

以前、料亭で会った、長谷川の取り巻きの1人だ

男「急な訪問で失礼します」
「専務より、言付けがありまして、急ぎ、伺いました」

雅治「聞こうか」

男「色々ありましたが、これ以上の争いは、望まないとの事です…」
「証拠とお詫びの印に、コレを預かって来ました」

紙袋を渡された

雅治「新年早々、ご苦労」「だが、まだ、正月だ…」「話は、正月明けてからだ!」

男「伝えておきます」
「本日はこれで失礼します」
 
さて、これは何かな?
 
早速、3階のリビングで
紙袋の中身を確認した
 
兄、佳祐の裏取引の証拠の写しと、DVDが入っていた
DVDには、佳祐が、意識の無い、真樹を凌辱するシーンが写ってた…

笹木も居て、佳祐の射精した後の穴に挿入していた…
その行為の最中、佳祐は、真樹のアナルを犯し、同時に2本のペニスに突かれていた…

彼らの行為が終わると、母親の彼氏や、チンピラみたいな奴らが代わる代わる、真樹を犯した…

何回射精されたことか…

精液まみれになっていた

真樹「……」

雅治「CCDカメラの隠し取りだな…」

画像が揺れて見づらかった
一通り、行為が終わると、真樹のアナルに焼酎のビンが押し込まれた

身体ごとゆすられ、

下着を乱暴に履かせられてた、

ぐったりしてる、真樹

場面が変わり、母親が映った
母親と、その彼氏のベットシーンだ

美樹「…なんか…引くなぁ…これ…」

母親は、一人のメスになっていた

真樹「…」

DVDはこれで終わりだった
美樹「何の為に、脅し?」
雅治「佳祐とは疎遠になると、言いたいのかもな…」
美樹「真樹の口止め?」

雅治「…どうかな…」
「俺らの出方を見るつもりかもな」
 
 
午後になって、来客があった
俺が呼んだんだ

雅治「正月早々悪いな、
大介」

大介「いえ、いいんです、雅治さんの頼みじゃ断れません」

大介…盗聴器や隠しカメラのプロだ

秋葉系のオタクだが、仕事は出来る、一流だ! 

極端に、女性が苦手で、
まぁ、2次元のキャラの方が、生身の女より、好きなのかもな
 
大介に、部屋の設備を全て外させ、
ついでに、ベンツも点検させた

終わったのは、夜だった

雅治「大介、ご苦労だったな」

謝礼を10万渡した

大介「また、何か有ったら呼んで下さい、直ぐに、何処でも、行きますから」

雅治「おう、頼むぜ」
「大介、時間あるなら、飯食ってかないか?」

大介「あっ、はい…」

雅治「もう3日だ、店もだいぶ開いてるだろう」

大介を連れ、4人で焼肉屋へ行った

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