《MUMEI》
*
どれぐらい寝たかな…??



私は暑くてちょっとだけ布団をはいだ。



で、寝返りをうって体は綺麗に真上を見ていて。





今思えば……
寝返りをうたなきゃよかった…という小さな後悔。






―シャッ






ベッド際にあったカーテンの開く音がした。



誰か先生が来てくれたのかな??


でも私……
まだ起きたくないよ…。






―ギシ...






体が一瞬だけ沈んだ気がした。


でも眠い私はそんなこと全く気にせず。





だけど流石の私も……





次の瞬間………





起きます……。







誰かの手が
私の頬に触れた。







そして、



耳に誰かの息がかかる。






………くすぐったい。






髪を撫でられ、
耳を触られ……


ヤバいですッッ!!


ヤバいですからッッ!!







そして、




次は―………








.

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