《MUMEI》
*
彼……
岸本 陽翔は私の制服のボタンに手をかけた。



ちょっ……ちょっと//////



しかも、体勢がッッ



エロいって//////




「やっ!!!!」




私は彼の手をどけて、ボタンを抑えた。



あんなことまでこの人が初めてになるなんて……
絶対に嫌ッッ!!!!



いくらイケメンでも、初対面だからね!!
ヤらせない!





「もしかして……経験なし????」


「へっ!?」



「………ふーん……それはラッキー♪」





え!?
何なの!?





「………光栄だな………俺みたいな奴が処女もらってくれんだぜ??」



「えっ/////」






ちょっと……






もしかしてそれって……










.

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