|
《MUMEI》 朝が来て──学校に向かいながら‥‥私はずっと、先生の事ばかりを考えていた。 「先生‥」 「どーんっ♪」 「ぅわあ！？」 ビックリした‥。 未玖だ‥。 「どしたの碧依？ 朝から元気ないじゃん？」 「未玖が元気良過ぎるんだって〜」 「それよりさ、ちゃんと告った方がいいよ〜？」 「ぇ‥」 未玖の言葉に、私は固まった。 ガシャッ、ていう、機械みたいな音を立てて。 「アオイ？」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「碧依、ちょっと大丈夫‥！？」 「ぅ‥、うん、大丈夫‥」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |