《MUMEI》 「‥‥‥‥‥‥‥」 消灯時間が過ぎるのを待って、 下に降りて来た。 「日向」 「ぅわッ‥」 「何ビックリしてるのよ、あたしだってば」 「ぁ‥悪い‥」 ただ、 いきなり呼び掛けられると‥ 驚かずにはいられない。 何しろ、 俺は今‥ ちょっとした危険を冒そうとしている訳で。 もし誰かに見つかったら、 大変な事になり兼ねない‥。 「ひなたぁ、早く鍵持って来てよ〜」 「ハイ‥分かってマス‥」 分かってますけど‥。 簡単にはいかないんです‥。 「もぉっ、いいもんあたしがやるッ」 「な‥那加っ!?」 本気か‥!? 前へ |次へ |
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