《MUMEI》 『何があったんです か?』 《他の妃が…嫉妬心 から協力して産まれ たばかりの子供に呪 いをかけたのだ… それも闇の女帝メイ ファの強力な呪いを な…》 魔女メイファ… 聞いた事がある。 恐ろしい魔女だって 言ってたな。 《子供の呪いを解く にはメイファの魔力 を封じなければなら ない。 その日からずっとメ イファを探し続けて 来た。 妃や子供を置いた ままでな… 呪いを解くのが二人 への愛情表現だと思 っていた。 気付けば妃は死に… 子供の心は私から遠 く離れていた。 私はまた気付くのが 遅かったのだ… やっと探し宛てた魔 女メイファにも敗れ こんな姿になってし まった… 私は…魔王などと名 乗る資格はないのか も知れぬな…。 ただ魔界は守らねば ならぬ…私の身体を 悪用させぬ為にもな》 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |