《MUMEI》 「〜〜〜〜〜〜‥」 結局、 降ろしてはもらえないまま‥ また公園に戻って来た。 「静かだね──誰もいないや」 「その方が好都合だけどな」 「?」 「俺とお前の2人きり──だろ?」 「!?」 目が妖しくなってんですけど‥。 「シロ‥?」 「冗談だって」 「──────‥」 脅かさないでよ‥。 「ていうか、話聞かせてよ──」 「ぁぁ‥そうだったそうだった」 「忘れっぽいなぁ‥」 「悪い悪い‥」 先生は、 咳払いをすると── 遠い空の向こうを見て、 話し始めた。 前へ |次へ |
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