《MUMEI》
**
「顔……真っ赤だよ??」



「はっはぃぃッッ!?」



「何??恥ずかしいとか??」





当たり前です!!
何で超地味な私の隣にあなたなんですか!!


私の理想は誠実で優しくて爽やかな…





「岸本 陽翔!!何、やってんだ!!」





そう……
こんな人……って……


今井くんッッ!?





「あ??お前、誰に向かって偉そうな口たたいてんだよ!?」



「そんなことより……倉本さんが迷惑してるじゃないか!!」





今井くんッッ!!
あなた、素敵すぎ!!



だけど、だけど……
廊下の真ん中なんですよ、此処!!



私、目立つの嫌いなんですよ!?


違う場所行きましょうよッッ!!



私の取り合いだって誤解されてしまう!!




今井くんだって、密かに女の子たちに人気なんですよ―ッッ!!





あっ…
ちなみに今井くんとは、私と同じクラスの爽やか少年です!!



今井 啓斗くんです!!






.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫