《MUMEI》 「ホンマに変わってへんなぁ」 「‥‥‥だって‥」 私は泣き虫だから。 すぐに泣いて‥目を赤くして‥。 そんな私を──先生は『うさぎ』みたいって言ったっけ。 「先生は──『ナイト』ですよね」 「ん?」 「いつでも私を守ってくれて──助けてくれて」 先生は私にとって、ナイトみたいな存在なんだ。 今でもそれは変わらない。 その日溜みたいな笑顔も、優しい温もりも。 そんな先生を──‥私はいつの間にか好きになってた。 でも‥言えない。 どうしたらいいんだろう──‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |