《MUMEI》

『ば!化け物…!?


…猿の化け物だ…!』



それは全身に真黒いプロテクターのような防具を纏い、毛むくじゃらの顔をした巨大な猿だった!



原始人は恐れおののき、猿たちから逃れようと馬の足元をすり抜け、テイラーのいる茂みに向かって走りだす…!



すると猿の狩人の一人……いや、一匹が弓を引き、矢を放った!



『ウギャアアア〜!!』



矢は原始人の足に突き刺さり、その場に転げるようにうずくまる…!



猿が騎上から仕留めた獲物を悠然と見下ろしていた…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫