《MUMEI》

どのくらい時間が経っただろう…



『…許さない…………………。』



テイラーは、ポツリと呟いた。



その姿勢は廃人のように、じっとうつ向いたままだった…。



だが…



その眼に宿る憎しみの炎は、激しさを増していった。



(私の願いが叶わぬのなら………



…せめて……………………………



…コイツらを…………………!)



テイラーは、意を決したように立ち上がった…。

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