《MUMEI》
約束
今日は美紀ちゃんに電話をかけた、二回鳴ると 「もしもし」 と美紀ちゃんはすぐに出た 「もしもし美紀ちゃん?俺だけと」 と言うとすぐに俺とわかったらしく 「隆君?どうしたの?」 と美紀ちゃんはきいた、俺は勇気を出して 「これから昼食べに行かない?」 と言った、すると美紀ちゃんは嬉しそうに 「良いよ何処で待ち合わせしようか?」 と言った 「まず何系食べたい?」 「ラーメン食べたい」 「じゃあ昔よく遊びに行くときに待ち合わせしてたとこ覚えてる?」 「あの木の下?」 「そうそうあのでっかい木の下あそこで良いしょ?」 「いいよ何時?」 「11時40分でいい?」 「11時40分にあのでっかい木の下でねバイバーイ」 と言ったあと電話を切った、俺は11時30分に待ち合わせ場所に付いた「10分早くついちゃったよ」 といって周りを見渡すが子供が遊んでいるだけで大人の気配はなかった、俺は昔みたいにその木に登った、5分後に美紀ちゃんが来た 「5分早かった」 と美紀ちゃんは言っていた、まだ俺には気づいていないらしい、俺は急にイタズラをしたくなった、たまたまポケットに蜘蛛のおもちゃと釣り糸が入っていた、俺はそのおもちゃに釣り糸をつけて木の上からゆっくり美紀ちゃんに向けおろした、美紀ちゃんは一瞬びっくりしたようだがすぐに上を見て、俺が登った所まで登ってきた 「そう言えば美紀ちゃん木登り得意だったっけ」と俺は言った、美紀ちゃんは懐かしそうに 「そうだったねそう言えば覚えてる?昔私たちがこの木に登った時隆君の弟が真似して登って降りれなくなったの」 と笑いながら聞いきた、俺は 「覚えてるよ怖い降りれない怖い怖いって泣いてたのを俺達で助けたんだもんな」 と笑いながら答えた、すると美紀ちゃんは恥ずかしそうに 「じゃあさ私と結婚するって約束覚えてる?」 聞いてきた、俺はびっくりして声が裏が選りながら 「結婚!?」 ときいた、すると美紀ちゃんは少し残念そうな顔をした
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