《MUMEI》
私の記憶
またいつかの幼い頃
親戚のおばさんの家に
親戚と従兄弟従姉妹達とが集まった。
それは冬休みだったか…。



親戚の叔母の家もまた祖父母の家と同様大きくて

記憶が曖昧になるが
ある日の時の不思議な記憶がある。


階段が右と左に別れてあって上は電気が付いていないせいか
真っ暗で2階が見えない程

私は従兄弟達3人とその階段を上った。

上がりきった場所は右に部屋あり
左に部屋あり


階段と部屋とを繋ぐローカと言えるものはなく、
そこにはちょっと奥場って 薄暗い。

一日目はただの部屋だっただろうか
二日目はバラが沢山あったんだ。

私と従兄弟達AとMとTは
思った
《A)ここは爺ちゃんと婆ちゃんの部屋なんだ!》
《り)この花は?昨日はなかったよ?》
《M)あ!なんかある!宝箱がある!》
そう海賊の宝箱のような箱があった。

《A)あけてみたいね!》
《T)やめようよ…もう戻ろうよ…。》
《M)いや、おれは開ける!》
《M)んんんんん〜!!んが〜》

《M)開かないな…。》
《T)諦めようよ…もうボク戻るね…。》
《M)駄目だよ!今もどったらお母さん達に怒られる!》
《A)皆で力合わせて開けよう!》
《M)そうしよう!りちゃん意外で!りちゃんは女の子だし。》
(その時、私は思った。女の子扱いされてる事に喜びを。)《M)Tも力だせよ!男なんだから》
(その時私は思った。Tちゃんより私の方が力ある。と。)
MとAとTは開けようとしたが
開けられず

《M)兄ちゃんを呼ぼう!》
《り)兄ちゃん?ヒロちゃんはいないよ?昼間から全然いないし…》
《M)違うよ!りちゃんの兄ちゃんだよ!》

(私は思った。兄ちゃん?兄ちゃんは関係ないじゃん。と、兄ちゃん来たら私は端っこに追いやられてしまうから…しょんぼりしていた。)

従兄弟達からすれば
私の兄は凄く年上の頼りになる兄だが
私にはいじめっ子だった。
照れ屋と不器用な兄の性格までは妹からはただのいじめっ子にしか思えなかったからだ。

兄が現れ
従兄弟達はハシャグ。
兄は従兄弟達と2階へ上がってきて、
驚きながら
その宝箱を力づくで開けようとする。

力づくで。

なかなか開かなかった箱はギシギシいうと
やっと開いたと言わんばかりに重たく開きはじめ

兄は力を振り絞りきって開けたが
中身は…

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