《MUMEI》

──4限が終わって、昼休み。





俺は‥卯月と屋上におる。





何でけないな事になっとんのかていうと‥涼に無理矢理‥こうなるように仕向けられてもうたみたいな感じやねんけど‥。




「──先生‥」

「!? 何や‥?」

「ぁ‥すいません‥」

「ぃゃ‥お前が謝る事あらへん‥」

「‥‥‥‥‥‥‥」

「‥‥‥‥‥‥‥」





会話があらへん‥。





「‥卯月」

「──ぇ」

「‥ええ天気、やな」

「‥は、はい‥そうですね‥」

「──大丈夫か‥?」

「‥はい、大丈夫です‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫