《MUMEI》

──卯月が、笑うとる。





何や嬉しそうや。





「卯月」

「はい‥?」

「手紙──読んだで」

「ぁ‥ありがとうございます‥」

「──そんでな‥」

「‥はい‥」

「‥‥‥‥‥‥‥」





あかん‥。





続き言われへん‥。





「眞野先生‥?」

「‥すまん、ちょっと待ってな」





まずは落ち着かな‥。





「俺も‥返事書いてん」

「返‥事‥?」

「──これ‥なんやけどな」

「───────」





卯月は、

まじまじと封筒を見つめとった。

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