《MUMEI》
終盤
間宮京介と、姫宮静の結婚式当日。


既に諦めた様子の二人の静。


そこで、登場するのが


藤宮家の、兄妹。


妹の百合香は、『同性だろうと、好きな方の危機を救って差し上げるのは、当たり前の事』と、姉・静に呼びかけ、静を部屋から連れ出す。


兄三人は、間宮がどうやら人とは違う性癖があるらしい事


間宮家は、裏でかなり汚い事をして、現在の地位にのぼりつめた事


その証拠をやっと今日、掴んだ事を説明する。


三人の兄は、弱っていく妹を心配して、それぞれ動いていたのだった。


藤宮静『ありがとう、皆!』


藤宮静は、間宮家に向かう。


その頃、間宮家。


(衣装、重いな)


俺は、白無垢を着て、頼の隣に座っていた。


当初の予定では、ここに藤宮静が乗り込む事になっていたが


変更されたので、式は滞りなく終わった。


(いよいよ、ラストだ)


俺は、薄い下着に白い着物一枚。


そして


頼は、下着にガウン一枚という、肌寒い服装になっていた。


ステージには、椅子と小さなテーブル


そして、橋本が豪華に仕上げた元々は保健室にあるベッドが置かれていた。

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