《MUMEI》
「…………」
見慣れない、
天井…。
「…………」
隣に横たわるのは
憧れていた……
何年も何年も
馬鹿みたいに
恋い焦がれていた…
「起きた?」
にこりと俺に笑顔を向ける……
俺も、高杉も上半身裸で小さな一つの枕に無理矢理頭を並べていて……
「な、なん…で…」
「シャワー浴びてくるな」
そう言ってベッドから出て行った高杉は
全裸だった。
恐る恐る布団をめくり上げると俺も全裸…。
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